ウェルカム!
管理人のMoto次郎です。
今年2020シーズンのMotoGPクラスは、ジョアン・ミルが自身初めての年間チャンピオンとなり幕を下ろしました。
MotoGPへの参戦は2年目で、23歳という若さ。
昨年2019シーズンの後半から速さは見せていたものの、開幕前にジョアン・ミルの年間チャンピオンを予想した人は、ま~見かけなかったですね。
開幕前は、マルク・マルケスが本命視され、
それを脅かすのは、ファビオ・クアルタラロとマーベリック・ビニャーレス、そしてアンドレア・ドビチオーゾかな、というのが、だいたいの人の予想だったと思います。
そしてそして~
そして、そのジョアン・ミルが乗っていたのが、ご存じ、日本のスズキのバイクです。
これまた、日本人としては嬉しいですよね。
世界一速いバイクを、日本のメーカーが作っている訳ですから!
更に、スズキは、今年2020年が、創業100周年、レース活動60周年という節目の年でした。
そのタイミングで、20年ぶりの最高峰クラスの優勝です。
スズキのファンや会社関係者の方々にとって、
ホントに良い思い出に残る、歴史的な素晴らしい出来事になりましたね。
ところで、この今年2020シーズンの優勝を飾ったスズキって、
あの軽自動車No.1の、スズキ と同じ会社だと、ご存知でしたか。
パレットとか、ジムニーとかが主力車種でしょうか。
世界一速いバイクと軽自動車ですか、なんかイメージが違いますね。
しかも、スズキのように、バイクと自動車を生産している会社って、世界でも珍しいんですよ。
ってな事で、
今日は、2020年チャンピオンライダーのジョアン・ミル、
そして、そのバイクメーカーのスズキについて、ご紹介します。
2020年シーズン MotoGPクラス年間チャンピオン ジョアン・ミル
2020年シーズンのMotoGPクラス年間チャンピオンを獲得したライダー!
ジョアン・ミル スペイン出身 23歳(1997~)(ゼッケン36)
2016年;Moto3クラスに参戦 年間ランキング5位 ルーキーオブザイヤー獲得
2017年;Moto3クラス 年間チャンピオン!!
2018年;Moto2クラスに参戦 年間ランキング6位 ルーキーオブザイヤー獲得
2019年;MotoGPクラスに参戦 年間ランキング6位 (スズキ)
2020年;MotoGPクラス 年間チャンピオン(スズキ)
スゴイ実績! 順調すぎる。
ホントにスゴイですね。シーズン開幕前にあまり注目されていなかったのが信じらせません。
2019年は、ファビオ・クアルタラロが、大ブレイクしてしまい、
その影に隠れてしまった事と、
スズキも20年近く、年間ランキングという意味では停滞してしまっていた事、
この辺りが、開幕前に注目されていなかった理由だと言われています。
こんな素晴らしいライダーをいつのまにか獲得してるなんて、
スズキさんお目が高い。
ジョアン・ミルは、来期2021シーズンも、スズキからMotoGPクラスに継続参戦します。
当然、注目され、いろんなプレッシャーも高まって来ることでしょう。
しかし、そんなプレッシャーに負けず、
23歳と若いですし、これからもどんどんMotoGPを盛り上げていってくれる期待感にあふれてます。
そして、そのジョアン・ミルがまたがるのが、スズキのバイクです。
スズキは、軽自動車No.1でおなじみのあの会社
ジョアン・ミルとともに、年間チャンピオンに輝いたのが、スズキのバイクです。
スズキは、静岡県浜松市に本社を置く、日本の会社です。
そして、2020年でなんと、創業100周年!
更に、レース活動60周年!!
創業100周年、レース活動60周年という、これ以上無いであろう素晴らしいタイミングで、
ジョアン・ミルが、
最高峰クラスで20年ぶりの年間チャンピオンを獲得してしまいました。
(20年前、2000年のチャンピオンは、GP500クラスのケニー・ロバーツ・ジュニア)
もう、記念づくしのタイミングでのチャンピオン獲得です。
ここまでくると、広告代理店が仕掛けているような出来すぎ感さえ有りますね。
ホント素晴らしい!
話がそれてしまい申し訳ございません、スズキの話に戻りますね。
スズキは、もちろん市販のバイクを生産していて、
MotoGPマシンのGSX-RRを元にしたメチャクチャ速いバイク GSX-R1000Rから、
通勤快速としてサラリーマンに人気のスクーター アドレス125 などなど、
幅広いラインナップで、熱狂的なファンを持つメーカーとして知られています。
スズキのバイクが好きな方は、”鈴菌の感染者” なんて言われたりもしますね。
そしてそして~
ところで、スズキって、
もちろん公道用のバイクやスクーターも作っているわけですが、
自動車も作ってるのは、ご存知でしたか。
スペーシアやジムニーなどの軽自動車が有名な、あのスズキと同じ会社なんですよ。
例えば、スペーシアって、これですね。
「ザ・家族の乗り物」
そして、ジムニーって、これですね。
「その先にある、まだ見ぬ世界へ。」
どこでも見かける身近な自動車をたくさん生産しています。
これらの車に乗っている方々もいらっしゃると思いますが、
世界一速いバイクと同じ会社で作られている車に乗っているなんて、
誇らしく思えて、嬉しくなってきませんか。
それから、実は、バイクと自動車の両方を市販している会社ってすごく少ないんです。
日本ではスズキとホンダ、その他は、ドイツのBMWぐらいです。
もちろん、例えば、KTMはX-BOWなんて車を作っていたり、
ヤマハも展示会に自動車を出したり、トヨタ車のエンジンを作ったりしていて、
全く無関係と言うわけではないのですが、
一般的な考え方の上では、
MotoGPバイクと同じ会社で作られている自動車に乗るというと、スズキかホンダを選ぶしか無いってことになります。
(BMWはSBK;ワールドスーパーバイクというカテゴリでレース活動をしています)
ただ、MotoGP自体が日本ではマニアックな世界ですから、
こういう考えで、スズキの車を選ばれている人は、ホント少数派なのでしょうけれど。
スズキの車のCMにMotoGPバイクが出てくることなんて無いですもんね。
まとめ
- 今年2020年シーズンの年間チャンピオンは、スズキのバイクに乗る
ジョアン・ミル スペイン出身 23歳 (ゼッケン36) - スズキのバイクが年間チャンピオンを獲得したのは、2000年以来の20年ぶり
- スズキは、軽自動車で有名な日本の会社
2020年で、創業100周年、レース活動60周年を迎えた
さぁ、今回は、今年2020年シーズンの年間チャンピオンとなった、
- ライダー;ジョアン・ミル と バイクメーカー;スズキ
について、ご紹介いたしました。
周囲から見ると、
「少々地味に感じていたライダーとバイクメーカーが年間チャンピオン獲得でサプライズ!」
と見えているのでしょうけれど、
本人たちにとっては、コツコツと努力を積み上げて来たことが結果になっただけ、
ということなんだと思います。
もちろん、彼らは、「運が良かった」と謙遜するのでしょうけど。
カッコイイ!
ってな事で、
それでは、
Have a nice MotoGP!
~最後に~
お気軽にコメントなどいただけるとうれしいです。
扱ってほしいテーマなどがありましたら、ぜひ、教えて下さい。
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