ウェルカム!
管理人のMoto次郎です。
さてさて、ここのところ、肩スリ、ヒザスリ、ヒジスリと3連続で来てます。
肩スリはファビオ・クアルタラロの写真だったり、
ヒジスリはマルク・マルケスが流行のきっかけだったり、
新しいことは、なんでも若者が始めるんだよな~という雰囲気になってしまっていないでしょうか。
![Moto次郎](https://motoco.blog/wp-content/uploads/2020/09/man_nomal_s.png)
いやいや、実は、レジェンドライダーも負けてないんですよ。
「足出し走法」ってご存知でしょうか。
![女子](https://motoco.blog/wp-content/uploads/2020/09/lady_doya_s.png)
足出し走法!
メチャダサい名前!
![Moto次郎](https://motoco.blog/wp-content/uploads/2020/09/man_nomal_s.png)
確かにダサい・・・
英語では、Doctor’s Dangle なんて言われてますが・・・
![女子](https://motoco.blog/wp-content/uploads/2020/09/lady_doya_s.png)
Doctor’s Dangle?
医者のぶら下がり??
![Moto次郎](https://motoco.blog/wp-content/uploads/2020/09/man_nomal_s.png)
知っている人からすると、意外と合ってるような・・・
足出し走法って、これです。
![](https://motoco.blog/wp-content/uploads/2020/10/MEYMm__GI12625-1024x683.jpg)
![Moto次郎](https://motoco.blog/wp-content/uploads/2020/09/man_nomal_s.png)
足を出して走ってますので、足出し走法です。
そのまんまで、すいません。
(私が名付けた訳じゃないんですが)
ってな訳で、
今日は、足出し走法について、ご紹介していきます。
足出し走法はヴァレンティーノ・ロッシが始めました
上でもご紹介しましたが、足出し走法とは、これです。
![](https://motoco.blog/wp-content/uploads/2020/10/MEYMm__GI12625-1024x683.jpg)
直線から、コーナーに向かって、
ブレーキをかけるのと同時に、足をステップから外してブラブラさせます。
実は、MotoGPで、この足出し走法は、ヴァレンティーノ・ロッシが初めたんです。
新しいことって、なんか変なことしてるな~と思われてしまうんですが、
これもまさにそんな感じで、初めは奇妙だと言われていました。
例えば右に曲がっていく時は、
右足でステップに体重をのせてバイクを右側に倒していくのが、セオリーと言われていました。
(諸説有りますが)
それなのに、足をステップから外してしまうんですから、それはそれは奇妙に見えました。
そんな奇妙なライディングを、
レジェンドライダーのヴァレンティーノ・ロッシが初めたものですから、
当時、とっても話題になりました。
2009年頃に、ヴァレンティーノ・ロッシが始めた足出し走法ですが、
今では、大流行を超えて、普通になってしまってしまい、
MotoGP以外のバイクレースでも、世界中で足出し走法をするライダーがたくさん居ます。
例えば、全日本選手権でも、使われています。
足出し走法がなんで、Doctor’s Dangle なの?
足出し走法は、英語圏では、Doctor’s Dangle と言われています。
直訳すると、医者のぶら下がり です。
もう、お分かりになってしまった方も多いかもしれませんが、
Doctor って、ヴァレンティーノ・ロッシのことです。
一流の医者が病気を治してしまうように、
ヴァレンティーノ・ロッシにかかれば、
イマイチなバイクでも、優勝できるバイクに仕上がってしまうことから、
ヴァレンティーノ・ロッシはDoctorという愛称で呼ばれています。
自分でも気に入っているようで、バイクに自分でステッカーを貼ったり、
自分のお尻にも書いてあります。
![Moto次郎](https://motoco.blog/wp-content/uploads/2020/09/man_nomal_s.png)
オシャレーな色使いですよね
ちなみに、レース後のパフォーマンスでこんなこともやってます。
以上、かなり脱線してしまいましたが、
Doctor’s Dangleとは、
ヴァレンティーノ・ロッシが足をブラブラさせてるのを表現した言葉なんです。
足出し走法と比べると、オシャレ具合が段違いですね。
ちなみに、足出しはみんな当たり前にやってますよという写真を1枚、どうぞ。
![](https://motoco.blog/wp-content/uploads/2020/10/MEYMm__A924083-1024x683.jpg)
ところで、なんで足出してるの?
![女子](https://motoco.blog/wp-content/uploads/2020/09/lady_nomal_s.png)
ところで、なんで足出してるんですか?
![Moto次郎](https://motoco.blog/wp-content/uploads/2020/09/man_nomal_s.png)
そこも気になりますよね。
ヴァレンティーノ・ロッシは、
「リアタイヤに、体重がのせやすい」と言っています。
元々、足を出しはじめたときは、直線をフルスピードで走ってきて、
ブレーキをかけるときだけ、足を出していたんです。
そこでは、体重が一気に前に行ってしまい、リアタイヤが浮き上がってしまうほどです。
そんなリアタイヤが浮き上がってしまう様な状況で、
足を出すと、体重がリアタイヤに乗せやすいので、
リアタイヤの浮き上がりを押さえて、
バイクをコントロールしやすくできるという訳です。
ですから、
初めは直線終わりのコーナーだけ足を出す感じだったんですが、
どんどん増えて、最近では、ほとんどのコーナーで足を出すようになってますね。
足を出す効果としては、その他にも、
空気抵抗を増やして、ブレーキを効きやすくするため、とか、
足を出して、後ろから来るライダーをブロックするため、とか、
いろいろ言われています。
また、足の出し方もいろいろで、
思いっきり足を広げるライダーもいますし、
足の裏を路面にこすりながら走るライダーがいたり、
逆に全然足を出さないライダーもいます。
結局は、ライダー個々に、フィーリングが良いと思ったやり方でやっているようです。
まとめ
・足出し走法は、ヴァレンティーノ・ロッシが始めて、広まった。
・足出し走法は、英語では、Doctor’s Dangleと言われる。
・足を出すことで、リアタイヤに体重を乗せやすく、
ブレーキコントロールがしやすくなる。(とヴァレンティーノ・ロッシは言っている)
さて、今日は、足出し走法について、ご紹介しました。
今では、すっかり定着した足出し走法ですが、
周りのライダー達がヴァレンティーノ・ロッシのマネをし始めたころは、
”いかにも練習中”って雰囲気のライダーもいたりして、見てて面白かったですね。
ホント、おっかなびっくりって感じで。
2009年頃から、ヴァレンティーノ・ロッシが足出し走法を始めたと言いましたが、
その頃のヴァレンティーノ・ロッシは、すでに6回も年間チャンピオンを取っていました。
そのチャンピオンが新しいことにチャレンジいていくんですから、
見ている方はとっても楽しいです。
こんな所も、ヴァレンティーノ・ロッシが、
大人気で、
現役ライダーにしてレジェンドと呼ばれてしまう理由です。
ホンットMotoGPファンを楽しませてくれます。
ってな事で、
それでは、
Have a nice MotoGP!
~最後に~
お気軽にコメントなどいただけるとうれしいです。
扱ってほしいテーマなどがありましたら、ぜひ、教えて下さい。
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