ウェルカム!
管理人のMoto次郎です。
さて突然ですが、
イケメンライダー達を守る最重要アイテムと言えば、ヘルメットですよね。
異議のある方、いらっしゃいますでしょうか?
異議は無いんですが、
ヘルメットさえ無ければ、レース中ずっとイケメンが見られるのに、
とは思います。
なるほど、
でも、ヘルメットをかぶっているからこそ、
感動が大きくなるとも思うんですよね。
ヘルメットをかぶると、表情が隠れてしまいます。
表情が隠れているからこそ、
良い結果が出たときの喜びの表情、
転倒して肩を落としているときの表情を、想像してしまう訳です。
この想像する時間が感動を高め、
そしてヘルメットを取ったときに、初めて実際の表情が見え、
そこで、感動が爆発してしまうと思うのです。
ん~、確かに。
それに、ヘルメットのデザインに、ライダー達の個性が表現されてますよね。
派手派手から、マンガ系、愛国精神あふれる国旗デザインなどなど、
私たちMotoGPファンにとっても、
レースを楽しむ為のアイテムの1つと考えてみましょう。
ってな事で、
今日は、MotoGPイケメンライダー達のヘルメットについて、ご紹介します。
ちなみにレザースーツについては、こちらをどうぞ。
MotoGPイケメンライダー達のヘルメット
マルク・マルケス
絶対王者マルク・マルケスのヘルメットのデザインモチーフは『アリ(蟻)』です。
頭上の全面に大きく描かれています。
マルク・マルケスが言うに、
『アリはこの世で1番強くて、細く、働き者の生き物だから』だそうです。
なんとなく、ピンときませんが、そうなんでしょうね。
日本の『SHOEI』というメーカーのヘルメットです。
ファビオ・クアルタラロ
若き新星ファビオ・クアルタラロのヘルメットは、赤と黒を基調にしたクールなデザインです。
細かく数字が配置されたデザインですが、デザインモチーフなどは、あまり語られていないようです。
デザインの雰囲気から察するに、ファビオ・クアルタラロの地元での異名であった『エル・ディアブロ(悪魔)』がモチーフになっているのかもしれませんね。
アメリカの『SCORPION』というメーカーのヘルメットです。
ヴァレンティーノ・ロッシ
生ける伝説ヴァレンティーノ・ロッシのヘルメットのデザインモチーフは、『太陽と月』です。
右側が『太陽』、そして、左側が『月』のイメージのデザインになっています。
そして、ヴァレンティーノ・ロッシのヘルメット言えば、やっぱり地元ミサノ・サーキットや開幕前のオフィシャルテスト(ウインターテスト)で見せてくれるスペシャルデザインのヘルメットですよね。
こうやってヘルメットでもファンを楽しませてしまうのがヴァレンティーノ・ロッシのスゴいところです。
ヴァレンティーノ・ロッシの地元;イタリアの『AGV』というメーカーのヘルメットです。
ヴァレンティーノ・ロッシ スペシャルデザインヘルメット例
黄色が入っているデザインのAGVヘルメットを見ると、
全部ヴァレンティーノ・ロッシのモデルに見えてしまう。
中上貴明
MotoGPクラス唯一の日本人ライダー中上貴明のヘルメットのデザインモチーフは『ステンドグラス』です。そして『四つ葉のクローバー』や『桜』などもさりげなくデザインされており、日本人的感覚ではかなり刺さるデザインではないでしょうか。
日本の『Arai』というメーカーのヘルメットです。
イギリスのウィリアム王子も使っているという信頼の日本メーカーです。
英国王室御用達!!
ヘルメットに関わるちょっと有名な事件
ヘルメットつながりで、過去ちょっと話題になった事件が有りましたので、ご紹介します。
ライダーは、『ホルヘ・ロレンソ』
MotoGPクラスで3回も年間チャンピオンになっているレジェンドライダーです。
2015年シーズン中に、2回も、決勝レース中にヘルメット関係のトラブルが発生しました。
1回目はヘルメットの内装が剥がれてきて、視界が遮られ、まともにレースが出来ない状態となりました。
2回目は雨のレースだったのですが、バイザーが曇ってしまい、視界不良に。
ただ、そんな悪条件の中、その2レースとも最後まで走りきり、それぞれ4位、優勝という結果を納めています。
しかも、2015年は年間チャンピオンも取っているという、レジェンドライダーです。
このトラブルをきっかけに、ヘルメットメーカーを
韓国の『HJC』というメーカーから、
フランスの『SHARK』というメーカーに変更することになりました。
ヘルメットメーカーを変えるということ自体が、あまり無いことであり、
『HJC』とは契約も残っているなかでの変更、
しかもチャンピオンライダー、
という異例の内容が重なり、当時、かなり話題になりました。
レーシングスーツやグローブ、ブーツなどは、
チーム移籍と共に、メーカー変更することも珍しくないのですが、
ヘルメットは、デザインも含めて、あまり変わらない傾向があります。
安全性はもちろんですが、
レース中に顔が見えない分、アイデンティティーを表現するアイテムとして重要なんでしょうね。
ヘルメットデザイナー
少々おまけで、ヘルメットのデザイナーさんについてご紹介したいと思います。
Drudi Performance
『Arai』のデザインヘルメットを見ると、多くの製品に、
『Drudi Performance』
と書かれていますが、どういう意味なのだろうと思っていました。
なんと単純!
『Drudi』さんのデザインだってことだったんですね。
デザイナーさんのお名前は、『Aldo Drudi(アルド・ドゥルディ)』というイタリアの方です。
マルク・マルケスやヴァレンティーノ・ロッシのヘルメットデザインも手がける超一流デザイナーです。
『Arai』さん、もっとアピールすれば良いのに!
YF DESIGN
日本だと有名どころは、YZ DESIGN でしょう。
中上貴明選手のデザインも手がけていらっしゃいます。
『ステンドグラス』モチーフ(GP2)も、以前のモデル(GP)のデザインもYF DESIGNです。
まとめ
モトコブログ注目イケメンライダー ヘルメットのデザインモチーフ
- マルク・マルケスは、『アリ(蟻)』
- ファビオ・クアルタラロは、『悪魔』(たぶんw)
- ヴァレンティーノ・ロッシは、『太陽と月』
- 中上貴明は、『ステンドグラス』
ヘルメットはライダー達のアイデンティティーを表現する重要アイテム
MotoGPでは、バイクも日本メーカーのスズキ/ヤマハ/ホンダが一大勢力となっていますが、ヘルメットでも日本メーカーは活躍しています。
『SHOEI』『Arai』が有名ですね。
そういえば、
日本人ライダーが海外メーカーのヘルメットを使っているのって見たことが無いような気がします。
レーシングスーツや、グローブ、ブーツなどは、
割と海外チームに入ると海外メーカー製を使うことが多いのですが、
やっぱりヘルメットはそれだけ特別なアイテムなんでしょうね。
ってな事で、
それでは、
Have a nice MotoGP!
~最後に~
お気軽にコメントなどいただけるとうれしいです。
扱ってほしいテーマなどがありましたら、ぜひ、教えて下さい。
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