ウェルカム!
管理人のMoto次郎です。
なんと、ここまで付いて来てくれるモトコのみなさんがいるなんて、
想像もしませんでした。
みなさん、なかなかのマニアックぶりですねww
さてさて、
勉強熱心なモトコのみなさんは、オシライだけではなく、
彼らがまたがるバイクにも興味を持ち始めてらっしゃるんじゃないでしょうか。
先日、レースを楽しむために、バイクの色を覚えましょう。
ってなことをご紹介しました。
写真をじっくり見ていただくと分かると思うのですが、
なんか飛び出してますね
と思われた方も多かったのではないでしょうか。
ゼッケン番号の下に、黒い板のようなものが、両側に飛び出していますよね。
なんと、これは、翼なんです。
と言っても、もちろん空を飛ぶ訳ではありません。
速く走るためのアイテムなんでしょう。
正解です!
MotoGPの世界を理解してしまったようですね。
このバイクについた翼は、
ウイングレットとか、エアロウイングと呼ばれています。
もちろん、速く走るための工夫の1つなんです。
レッドブルのCMで「翼をさずけ~る~」と、歌われていましたが、
これは全く関係ありません。
ちなみに、レッドブル様は、
MotoGP界で強力なスポンサー活動をしていただいていて、ホント感謝ですね。
でも、翼までさずけていただいた訳ではないんです。
(もちろん冗談です)
ってな事で、
今日は、飛べないバイクについた翼、
ウイングレットについて、ご紹介していきます。
ウイングレットってこんなものです
MotoGPのバイクから飛び出している翼のような形状のアイテムは、
ウイングレットと呼ばれています。
ウイングレットの仕事
まずは、このウイングレットが有ることで、どんな良いことがあるのかをご説明します。
ひと言で言うと、
前のタイヤを路面に押しつけて、速いスピードで曲がれるようにする ってことです。
前回の記事で、MotoGPはタイヤをうまく使いこなすことが大事 とご説明しました。
このウイングレットも、タイヤの性能をうまく使うためのアイテムと言えます。
タイヤは路面に強い力で押しつけるほど、滑りづらくなります。
その為、カーブを曲がるときに、ライダー達は、
ブレーキを使ったり、自分の体重を前の方に持っていったりと、
がんばって前のタイヤを滑らせないようにして走るんです。
ウイングレットが有ると、
バイクが走る空気抵抗を利用して、
前のタイヤを路面に押しつける仕事をサポートしてくれるので、
更に、タイヤが滑りづらくなり、
もっと速いスピードでカーブを曲がれるようになるということです。
ただ、実は、ウイングレットの効果の説明は、
バイクメーカーやライダーによって、いろいろあります。
主に、そんな感じで言われている ぐらいでとらえていた方が分かりやすいかなと思い、
この様な説明としました。
私Moto次郎的には、
このあたりの議論をするのが、MotoGPマニア達の楽しみの1つかな?
なんて思っています。
もし、周りに異論をお持ちの方がいらっしゃいましたら、
それは盛り上がるチャンスです。
ぜひ、議論しちゃって下さい。
ウイングレットの流行
さてさて、今や全部のMotoGPバイクに付いているウイングレットですが、
実は、流行りだしたのは、2016年あたりからで、割と最近なんです。
ドゥカティというメーカーから始まりまして、
当時は、なんか付いてるな~ なんて感じで見てたんですが、
瞬く間に、全部のバイクに付けられるほど、流行しました。
もちろん付けなければいけないというルールは無いので、
とにかく、速く走るために効果が大きいものなのだと思われます。
そして、流行していく中では、
ものすごく派手なものが登場したり、
危険だ なんて、議論が巻き起こったりして、
なかなかに盛り上がりましたね。
今は当たり前になってしまって、それほど、話題にならなくなりましたが。
過去に登場した、派手めなやつをちょっとだけご紹介しますね。
話のタネにして下さい。
どちらもドゥカティというバイクメーカーのものです。
これらと比べると、今はずいぶん大人しい感じになりましたね。
ファビュラス! (←言いたかっただけ)
ウイングレットの種類
そのような流れがありつつ、今は、だいたい形状が決まって来ました。
今使われているウイングレットの形は、主に2種類に分けられます。
①なめらかタイプ
②角ばってるタイプ
注意;なめらかタイプ、角ばってるタイプ は、私Moto次郎による命名です。
それでは1つずつご説明します。
①なめらかタイプ
まずは、なめらかタイプ です。
丸みを帯びたなめらか~な形状で、比較的大きめです。
ファビオ・クアルタラロのバイク(ヤマハ)や、
スズキというメーカーが主に使用している形状です。
ゼッケン20の下に、エメラルドグリーンの部分が飛びだしてますよね。
②角ばってるタイプ
次は、角ばってるタイプ です。
きっちり角を付けた四角形な形状です。
また、このタイプの場合、複数の翼が付けられることが多いです。
マルク・マルケスのバイク(ホンダ)や、
ドゥカティというメーカーが主に使用している形状です。
ゼッケン93の下に、黒い部分が飛び出してますよね。
また、その下の赤い部分にも、小さく黒い翼が付いています。
まとめ
バイクから飛び出している翼は、ウイングレットと呼ばれる。
ウイングレットは、空気抵抗を利用して、前タイヤを路面に押しつける
ウイングレットの形状は主に2種類(注意;タイプの命名はMoto次郎)
①なめらかタイプ
②角ばってるタイプ
いろんな形があって見ているだけで楽しい
MotoGPマニア達は、
とにかく、あれはどんな目的があるんだとか、どんな効果があるんだとか、
理解したくなってしまいます。
これはこれで、正統派と言える姿勢です。
でもでも~
意外と、見て楽しい、っていうのが、私たちにとって一番のメリットなんじゃないかな?
なんて思ったりします。
もちろん真剣勝負の世界ですが、
エンターテイメントなんですから、あまり堅苦しくてもね~
それでは、
Have a nice MotoGP!
~最後に~
お気軽にコメントなどいただけるとうれしいです。
扱ってほしいテーマなどがありましたら、ぜひ、教えて下さい。
コメント