MotoGPレースを見ているとき、どこのコーナーを走っているか分からなくなってしまうことがあるんです。
私も以前はそうだったのですが、『コース図』を入手するようになってからは、バッチリです。しかも、レース観戦の楽しさが爆増してしまいました。
ウェルカム!
管理人のMoto次郎です。
皆様、MotoGPレース観戦していて、『7コーナーでパッシング~』ってな実況のときに、『7コーナーってどこだ?』って思ってモヤモヤしてしまうことってありませんか。
そんなときに役立つのが『コース図』です。
更に、そんなときに役立つだけじゃなくて、『コース図』にはレース観戦の楽しさを爆増するパワーがあります。
是非、騙されたと思って、一度、『コース図』を手にしてレース観戦されることをオススメします。
無料ですし、オススメの入手先情報も付けておきますので。
おわかりとは思いますが、『コース図』ってこんなんです。
ちなみに、これは日本GPが行われるもてぎサーキットのコース図です。
(2020年、2021年と、2年連続で中止されてしまいましたが、、、)
ってなことで、
今日は、MotoGPレース観戦の必須アイテム 『コース図』 についてご紹介していきます。
コース図の入手先
とにかくまずは、『コース図』を入手しましょう。
いろいろな入手先が有るとは思いますが、私Moto次郎のオススメはこの2点セット。
全編、英語なのが、少々残念ですが、とにかく見やすく、情報が充実しています。
- ミシュラン
- 公式サイト
では、一つずつご紹介します。
ミシュラン
1つ目は、MotoGPクラスにタイヤを供給するフランスのタイヤメーカーであるミシュランが発行しているものです。
一番オススメです!
ダントツで見やすいと思います。
タイヤに厳しいコーナーの情報もありますし、タイヤを中心とした過去のレース情報なんかもあります。
本物のミシュランガイドです。笑
各レース毎に発行されます。
↓下のリンクからどうぞ。
MotoGPオフィシャルサイト 公式プログラム
もう一つは、MotoGPオフィシャルサイトで配布されている公式プログラムです。
コース図の情報以外にも、
各クラスのレコードタイムや最高速記録なんかもあって、とっても役立ちます。
FPとか予選を見てるときに、レコードタイムが分かると、『まだまだタイム更新されそう』なのか、『結構良いタイムまできている』のかが分かりますから、各ライダーの調子の良し悪しの参考になります。
その他、公式プログラムには、MotoGPクラスからMoto3クラスまでライダーの顔写真付きでのっていたり、ポイントランキングのデータもバッチリのってます。
最近、大久保選手参戦で人気急上昇中?のMotoEの情報もあります。
今回、コース図をご紹介していますが、『コース図に興味を持てなかった』なんて方も是非どうぞ。
ちなみに、公式プログラムのリンクのページには、レース開催国・地域の観光案内なんかもあります。
↓各レースの『インフォメーション』のバナーからどうぞ
↓【参考】2021年シーズン 第9戦オランダGPはこちら
コース図の活用方法
コース図を入手して、一安心していてはダメです。
コース図は、ただ眺めているだけでは、もったいないです。
次は、コース図の活用方法について、ご紹介していきますので、是非、ご参考に。
コース図上の情報確認
1.まずは、コースの形をチェック
細長~い感じなのか、ギュっとしてる感じなのか、概略のイメージをつかみましょう。
スタート位置も重要です。
2.コース全長をチェック
レース距離はだいたい120kmぐらいなので、コースの長さによって周回数も変わります。
走る距離は同じでも、周回数が多いと、コーナー数が多い→加速/減速が多いということで、ライダー達にとっては体力的にきついと言われます。
3.最長ストレート距離をチェック
ストレートが長いと、最高速バトルが期待できます。
4.コーナー数をチェック
右コーナーが何箇所、左コーナーが何箇所 と、コーナー数を確認するのは基本です。
低速コーナーっぽい、高速コーナーっぽいとかまで確認しましょう。
あのライダーなんかは、左コーナーハンバ無いですよね~MM93
5.セクター範囲をチェック
第1セクターはストレート、第2セクターは低速コーナー中心、、、って感じで確認。
これも、コースのどこを走っているのか把握するのに役立つ情報になります。
6.ロングラップペナルティ
これがレース映像に映れば、どこのコーナーなのか確実に判断できます。
さて、基本情報が確認できましたら、ここからが本番です。
コース図とレース映像の確認
サーキットに関する基本情報が確認できましたら、ここからが本番です。
レース映像を見ながら、コース図を見て、今写っている映像が、コース上のどこかなのか確認していきます。
『まずは、ストレートからの1コーナー』 これは簡単、すぐ分かります、
『つぎは、最終コーナーからのストレート』 これも分かり安い、
『右コーナーが連続しているから、3-4コーナーあたり』
『何度も写っているのは、最終コーナーにつながる連続した3つのコーナー』
そんな感じで、レース映像がコース図のどこなのかを少しずつ分かるようにしていきます。
カメラがどっちから写しているのか、イメージもできるように。
そうすると段々と、
『映像では結構曲がってるように見えるけど、そうでもない』
『このすごい下り坂の映像は、このコーナーか』
そんな情報も含めて、今まで分かっていなかったコースの形がよ~く分かってきます。
そして、映像をパッと見た瞬間に、パッと「最終コーナーの手前のコーナーだ」なんてのが分かるようになってくると、レースへの没入度が桁違いに高くなります。
「勝負どころのコーナーが近づいてきてる」
「このアプローチだと、次の右コーナーでしかけるつもり?」
「ストレートの前のコーナーでそんなに突っ込んじゃったら、絶対抜かれるだろ~」
そんな風に、(無意識でも)次の展開を予想しながらレースを見ることで、
予想が当たったり外れたりして楽しくなっちゃうって訳です。
楽しさ爆増です。
でも、1つ注意点、
コースが把握できるまでは、コース図ばっかり見てしまって、『レースに集中できない』って感じになってしまうことがあるので、できればFPや予選で、確認をしておくのがオススメです。
特にFP/予選では、映像が次々に切り替わってしまうので、どこの映像なのか分からないと、迷子になってしまって楽しめないと思います。(割と最終~1コーナー辺りの映像が多いのですが)
逆に、「どこのコーナーの映像なのか分かるだけで、こんなに楽しくなる」というのが実感していただけると思います。
ちなみにですが、
残念ながら『高低差』の情報が分かる資料が見つけられてないんです。
コースを知る上では結構大事な情報だと思うのですが、いまのところ解説者のコメントや引きの映像などから推測するしかない感じで。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非、教えて下さい。
まとめ
- コース図は、レース観戦の必須アイテム
- オススメは、ミシュランガイドと公式プログラムの2点セット
- レース映像がどこのコーナーなのか瞬時に判断できるようになると最高に楽しい
『コース図』に興味をもっていただけたでしょうか。
だまされたと思って、是非、一度試してみて下さいね。
絶対、『コース図』無しでは、レース観戦できない体になってしまいますよ。笑
ってな事で、
それでは、
Have a nice MotoGP!
~最後に~
お気軽にコメントなどいただけるとうれしいです。
扱ってほしいテーマなどがありましたら、ぜひ、教えて下さい。
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