今年もついに年間チャンピオンが決定しましたね。
とっても感動的でした。
第16戦エミリア・ロマーニャGPで決定しました。
それ以外にも、話題が山程ありましたので、ご紹介させて下さい。
ウェルカム!
管理人のMoto次郎です。
MotoGP2021年シーズンの年間チャンピオンが決定しました。
ファビオ・クアルタラロ#20選手が、初めてのチャンピオンを獲得です。
フランス人初とか、いろんなおまけも付いてきました。
シーズン2戦を残した第16戦エミリア・ロマーニャGPで決定しましたが、このレース、話題が多すぎです。
もちろん、チャンピオン決定が最大の話題ですが、それ以外にも、普通のレースだったら一番フィーチャーされるであろう級の話題が山盛りです。
レース中継を見ていても、「どこを映したらいいんだ」とばかりに、映像が切り替わり過ぎていました。
ってなことで、
今日は、話題が多すぎた2021年シーズン第15戦エミリア・ロマーニャGPについて、振り返っていきたいと思います。
ファビオ・クアルタラロ#20選手 初のチャンピオン決定!
もちろん、話題の筆頭は、年間チャンピオンを決定!です。
ファビオ・クアルタラロ#20選手が、MotoGPクラス参戦3シーズン目で、初めてのチャンピオンを獲得しました。
Moto2/Moto3でもチャンピオン獲得していませんから、自身、初のワールドチャンピオンです。
フランス人でも初!
3番目の年少チャンピオンで、ヤマハのチャンピオンとしては最年少!
コースサイドに準備された巨大なスクリーンで自身のレース経歴を振り返る映像が流され、DJも登場する、優勝セレモニーを行いました。
あれだけ盛大なものが準備されてたら、次戦に持ち越しなんてしにくいですね。
DJもリハーサルだけやって帰ることになってしまいますし。
なかなかのプレッシャーが有ったのではないでしょうか。
そのプレッシャーの影響なのか、レースの方は、なんだか冴えなかったです。
フランチェスコ・バニャイヤ#63選手がトップ走行していたものの、残り4週で転倒リタイヤとなり、その瞬間にチャンピオン決定、また、ラストラップにエネア・バスティアニーニ#23選手にかわされてしまうなど、守りに入りすぎたのでしょうか、精細を欠いていた感じがしました。
とにかく、念願の年間チャンピオンを獲得しました。
私Moto次郎の提案の通り、ファビオ・クアルタラロ#20選手を追いかけてきたモトコの皆さま、大変おまたせしました、そして、おめでとうございます!
信じられないぐらいの感動を感じられたのではないでしょうか。
そして、ゴルフの上達ぶりが披露されなかったのは、私Moto次郎的には残念でした。笑
ヴァレンティーノ・ロッシ#46選手 現役最後のホームレース!
ヴァレンティーノ・ロッシ#46選手も、ファビオ・クアルタラロ#20選手の年間チャンピオン獲得に、負けないぐらいの感動的を与えてくれました。
ご存知の通り、生ける伝説ヴァレンティーノ・ロッシ#46選手は、今シーズンで引退となります。
地元のサーキットであるミサノを走るホームレースも今回で最後です。
ヴァレンティーノ・ロッシ#46選手の最後のレースを見ようと詰めかけた観客で、スタンドがいつも以上にロッシカラーです。
ヴァレンティーノ・ロッシ#46選手は、いつものようにスペシャルヘルメットを披露してくれました。
ロッシカラーが思いっきり使われ、頭上にはハートの形が、そしてたくさんのファンを思わせる小さな太陽と月のシンボルが集まっています。
そんなファンへの愛情あふれるカラーのヘルメットをかぶって最後のホームレース、
レースの結果でも、魅せてくれました。
10位フィニッシュです。
順位だけ見れば、全然満足できない結果ですが、ずっと追いかけてきたファンには分かるんです。
どれだけ全力で走ってくれたのか。
そして、最後に、スペシャルヘルメットをスタンドにプレゼント!
最後まで、地元ファンを、最高に幸せにしてくれました。
年間チャンピオンが決まるってタイミングじゃなければ、走行後のファンサービスももっと映像に残ったことでしょう、しょうがないですが、残念。
SKYレーシングVR46 ロッシカラーで登場!
ヴァレンティーノ・ロッシ#46選手が主宰するSKYレーシングのメンバーが、完全ロッシカラーで登場しました。
そして、全面的に押し出されているメッセージは、
GRAZIE VALE!(ありがとうバレ!)
チームスタッフもロッシカラーで徹底!
ロッシへの感謝の気持ちで溢れていました。
マルク・マルケス#93選手 右回りサーキットで復帰後の初優勝
マルク・マルケス#93選手が復帰以来、苦しみつつも、徐々に強さを見せてきています。
右腕を負傷していることから、左周りのサーキットは厳しいとされていましたが、ついに、優勝です。
これで、今シーズン3勝目。
フランチェスコ・バニャーヤ#63選手の転倒リタイヤに助けられたとはいえ、2人で完全に独走していましたから、やっぱり強い。
残り2戦、どんな走りを見せてくれるのか、楽しみです。
そして、来期は更に調子を上げ、チャンピオン争いにも参加してくることが期待されます。
ポル・エスパロガロ#44 ホンダで初の表彰台
今シーズン、KTMから、レプソル・ホンダチームのライダーとなったポル・エスパロガロ#44選手。
2位表彰台を獲得しました。
KTM時代の3位が最高位でしたので、今回の2位表彰台は自身の最高位です。
嬉しさ爆発というよりも、「ほっとした」という雰囲気が印象的でした。
レプソル・ホンダチーム 4年ぶりの1-2フィニッシュ
数々の栄光を獲得してきたMotoGPレース界、最強チーム
マルク・マルケス#93選手と、ポル・エスパロガロ#44選手によって、
4年ぶりの、1-2フィニッシュとなりました。
最強チームであることを否定する人はいないと思いますが、
最近、マルク・マルケス#93選手以外の成績が伸び悩んでいたのは事実。
これをきっかけに、最強チーム復活となることでしょう。
ちなみに、前回の1-2フィニッシュは、
2017年シーズン第14戦アラゴンGP
マルク・マルケス#93選手と、ダニ・ペドロサ#26選手でした。
しかも、2017年シーズンは、3回も1-2フィニッシュしてたんです。
エネア・バスティアニーニ#23選手 半端ない追い上げレースで3位
今シーズンから、MotoGPクラスへ参戦している、昨シーズン2020年Moto2チャンピオンである
エネア・バスティアニーニ#23選手です。
予選は天候の悪さにも影響され、16番グリッドスタート
いつの間にか、スルスルと順位を上げて、ラストラップには、3位を走行していたファビオ・クアルタラロ#20選手まで抜いて、3位表彰台獲得です。
表彰台は2回目、
そして、ポイントランキングは、ホルヘ・マルティン#89選手を抜いて、ルーキー勢のトップに上昇しました。
終盤の走りはホントに力強い!
来シーズンは、更に、実力を上げてくること確実、また目が離せない選手が増えてしまいましたね。
みなさん、バズリ指数 覚えてますか?
忘れた方は、フランチェスコ・バニャーヤ#63選手の紹介記事をどうぞ。
次のバズリ指数急上昇は、このバスティアニーニ#23選手なんじゃないかと感じてます。
バズりの予感!
Moto2クラス、Moto3クラス チャンピオン争い
MotoGPクラスでは早々にチャンピオンが決定しましたが、
Moto2クラス、Moto3クラスでは、チャンピオン争いが超過熱しています。
Moto2クラス
Moto2クラスは、
レミー・ガードナー#87選手と、ラウル・フェルナンデス#25選手の一騎打ち。
前戦アメリカズでレミー選手が転倒、ラウル選手が有利な状況にありましたが、なんと今戦では、ラウル選手が転倒してしまいました。
チームメイト同士の争いは、まだまだ予想が付かない展開を見せてくれそうです。
来期は、2人ともMotoGPクラスへの昇格が決定しています。
2人のMoto2の走りが見られるのは最後になりそうですから、最後まで目を離さずにいきましょう。
Moto3クラス
Moto3クラスは、
ペドロ・アコスタ#37選手が、圧倒的な強さを見せたシーズン前半戦、簡単にチャンピオン獲得を決めてしまうかと思った終盤戦、なかなか獲得ポイントを伸ばせずにいます
そんな状況の中、デニス・フォッジア#7選手が、4戦連続の表彰台を獲得し、猛追してきました。
ポイント数的にも、雰囲気的にも、逆転の可能性が高まってきています。
残り2戦でどのようなドラマが待っているのでしょうか。
こちらも最後まで目を離せません。
ダリン・ビンダー#40選手 飛び級でMotoGPクラスへ
Moto3参戦中のダリン・ビンダー#40選手が、飛び級でMotoGPクラスへ昇格することが決定しました。
MotoGPクラス参戦中のブラッド・ビンダー#33選手の弟です。
また、MotoGPクラスに兄弟ライダーが増えます! ドルナの戦略?笑
ジャック・ミラー#43選手に続いて、2人目の飛び級での昇格です。
どんな走りを見せてくれるのか、楽しみが増えてしまいました。
まとめ
MotoGP2021年シーズン第16戦エミリア・ロマーニャGPは話題がホントに山盛り
- ファビオ・クアルタラロ#20選手 年間チャンピオン決定
- ヴァレンティーノ・ロッシ#46選手 感動的な最後のホームレース
- マルク・マルケス#93選手 左周りのサーキットで3勝目獲得
- ポル・エスパロガロ#44選手 ホンダで初表彰台
- レプソル・ホンダチーム 4年ぶりの1-2フィニッシュ
- エネア・バスティアニーニ#23選手 16番グリッドから3位フィニッシュ
- Moto2クラス、Moto3クラスは、熾烈なチャンピオン争い
毎シーズン、最終盤は、話題が多くなりがちですが、ここまでのレースはなかなか無いのではないでしょうか。
ホンッと充実した楽しいスゴいレースになりました。
そんな中、日本人選手の関わる話題が無いのが、ちょっと寂しいですね。
残り2戦です、日本人選手の応援にも手を抜かず、気を引き締めて行きましょう。
ってな事で、
それでは、
Have a nice MotoGP!
~最後に~
お気軽にコメントなどいただけるとうれしいです。
扱ってほしいテーマなどがありましたら、ぜひ、教えて下さい。
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