悲報!! 絶対王者 マルク・マルケスが右腕3回目の手術! 2021年シーズンも全戦出場は絶望的!!!

マルク・マルケス
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ウェルカム!
管理人のMoto次郎です。

さあ、11月に終わったばかりの2020年シーズン。
まだ、その余韻に浸っている方も多いのではないでしょうか。

女子
女子

ホント色々ありましたよね。

Moto次郎
Moto次郎

色々有って、ホント見ている方としては楽しかった!
連戦続きで、週末は全くヒマ無しでしたしね~♪

そんな話題豊富な波乱の展開となった今年2020シーズンですが、振り返ってみると、MotoGP的には、マルク・マルケスの負傷/欠場 というのが、一番影響が大きかったように思います
もちろん、新型コロナウイルスのパンデミックは、何においても一番のトピックスですが、それはMotoGP界に限らないですから、賞典外という事にしておきたいなと。

2020年シーズンを簡単に振り返っても、
スズキが20年ぶり年間チャンピオン、9人もの優勝者、KTMの初優勝、などなど、
昨年までの展開と大きく様変わりした状況は、
なんとなく、なんとなくなんですが、マルク・マルケスが通常通りに出場していたら、違った展開にもなったのかなと、思わされてしまいます。

女子
女子

ちょっとちょっと、
マルク・マルケスを神格化しすぎじゃないですか?

Moto次郎
Moto次郎

そういう意見はもちろんありますが、でもなんとなく~
そう思ってる方も多いんじゃないかと、、、

女子
女子

いずれにしても、来年2021シーズンは、マルク・マルケスが加わって、どんなチャンピオン争いになるのか、ホントに楽しみですよね。

Moto次郎
Moto次郎

それはもちろん楽しみですが、
でも、マルク・マルケスは、開幕戦の出場は無理そうなんですよ。

女子
女子

えッ!

ってな事で、
今日は、マルク・マルケスについて、2020年の負傷から現在までの流れを振り返ってみたいと思います。

2020年シーズン MotoGPトピックス

まずは、2020年シーズンのMotoGPに関するトピックスについて整理したいと思います。

どうしたって外せないのが、新型コロナウイルスのパンデミックです。
私たちの生活にも、大きな影響がありましたが、
もちろんMotoGPも例年通りの活動ができない状態となりました。

3月の開幕戦の時点では、ヨーロッパでもロックダウンが始まっていて、
MotoGPの開催地であったカタールでも入国制限がかかり、開幕戦ではMotoGPクラスのレースが中止となりました。
(Moto2とMoto3は直前のマシンテストからの流れで開幕戦のレースを行うことができ、Moto2クラスでは長島哲太選手が優勝!)

MotoGPクラスのレースが行われないまま、先の見えない、レース中断期間に入り、
何度もスケジュール変更が行われるなか、4ヶ月後の7月に、ついにレースシーズンが再開されることになりました。

Moto次郎
Moto次郎

2020シーズンは開催できないかもと思っていたので、再開はホント嬉しかった!

そして、その7月のMotoGPクラスの初戦でいきなり、マルク・マルケスが負傷するアクシデントが発生しました。

転倒した後でバイクが右腕にあたり、上腕部を骨折。
その後、何度も復帰についての情報がありましたが、結果的に、2020シーズンは全レースを欠場することになってしまいました。

このマルク・マルケスが負傷した以降が、今シーズンの実質的な開幕と言って良いでしょう。

7月から11月までの4ヶ月間で、14戦のレースを行うため、
同じサーキットで2週の連戦を行い、3週連続も当たり前の、超過密日程です。
もちろん、サーキットは無観客。

これらの4ヶ月の中断期間や同じサーキットでの連戦、超過密日程、無観客レースなど、MotoGP史上初めてのことばかりです。

そんな状況でスケジュールが進む中、たくさんの歴史的な記録が生まれました

  • スズキの年間チャンピオン(20年ぶり)
  • スズキがワンツーフィニッシュ (38年ぶり)
  • レース優勝者が9人(歴代1位タイ)
  • KTM 初優勝
  • ホンダが優勝無し (史上初)
  • 中上貴晶 初めてポールポジション獲得(日本人では16年ぶり)
  • ブラッド・ビンダー 初優勝 (南アフリカ人では初)
  • ミゲール・オリベイラ 初優勝 (ポルトガル人では初)

歴史的な記録も、色々生まれましたが、毎回のレースやチャンピオンシップも全く予想がつかない展開で、サプライズや感動の連続でした。
ジョアン・ミル(スズキ)が年間チャンピオンを取るなんて、誰も予想できなかったです。

Moto次郎
Moto次郎

マルク・マルケスのファンの方にはホント申し訳ないのですが、面白いシーズンとなりました。

一方で「マルク・マルケスの凄さがよく分かった」と、そのような意見も多かったように思います。
何と言っても、昨年2019シーズン、マルク・マルケスは、1戦だけ転倒リタイヤが有りましたが、その他のレースは、全部2位以上という圧倒的なシーズンでした。
しかも、転倒したレースも、トップを大きく独走しすぎて、集中力を欠いて転倒してしまったような感じでした。
つまり、全レースを優勝していてもおかしくないような圧倒的な速さをもっていました。
これが、絶対王者と称される理由です。

そんなライダーですから、
マルク・マルケスのファン、そして、アンチも含めて、
MotoGP関係者の全員が、来期2021シーズンの復帰を強く願っています。

Moto次郎
Moto次郎

やっぱり、絶対王者がいないと、ですよね。

では、マルク・マルケスの状況は現在どうなっているのでしょうか。

マルク・マルケスの状況

マルク・マルケスの状況は欠場中にも、常に伝えられてきました。
その流れを振り返りたいと思います。

何度も申し訳ありませんが、
7月のMotoGP初戦で、転倒・リタイヤとなりました。

転倒した時にバイクが右腕にあたり、上腕部を骨折。
すぐに、骨折部を金属プレートで固定する手術が行われました。

そしてなんとなんと、手術から3日しかたっていないのに、フリープラクティスに出走したんです。
でも、走行を開始してから1周も走らないでピットに戻り、そのまま欠場することになりました。

その数日後、自宅で窓を開けた時に、金属プレートが破損し、2回目の手術で金属プレートを交換することに。
無理をしてバイクに乗ったことが原因だと言われています。

それから、順調に回復している様子がSNSなどで伝えられてきましたが、結局2020年シーズンは、そのままレースに復帰することはできませんでした
回復は順調だけど、2021年シーズンの開幕までに十分完治させるために大事を取ったと伝えられていました。

しかししかし、
2020年シーズンも終わった今月12月に、3回目の手術を行うことになりました。
金属プレートで固定しているにも関わらず、骨がつながってこない為、
骨盤から一部の骨を移植し、骨の再生を促すような手術をしたとのこと。
現時点で、レースへの復帰予定は明確に示されていない状況です。

ただ、一般的には同様の手術をすると、通常の生活に戻る為に6ヶ月程度が必要とのこと。
少なくとも、3月の開幕時点での復帰は絶望的のようです。
また、通常の生活ができる状態になってから、MotoGPバイクに乗って、元のライディングができるようになるためには、どのぐらいの期間が必要になるのでしょう。
更に、6月に回復したとしても、マルク・マルケスは、今年2020年7月に負傷してから、1年近くバイクに乗らない期間ができてしまいました。
負傷の回復とともに、バイクを世界一の速さで走らせる為の技術・体力を取り戻すには、どの程度の時間を要するのか、全く見通しが立ちません

更に悪いニュースとして、4回目の手術が必要かもしれないという噂も上がって来ています。
更にさらに、最悪は、このまま引退なのではないかと。
確かに、もし、今までの様に優勝争いができる自信が持てなくなった場合、モチベーションを保てなくなることも、十分考えらます。
まだ若いですから、そんな事は無いと信じたいですが、すでに何度も年間チャンピオンをとっていますし、これ以上やっても得るものが無いと考えてしまっても不思議ではないですよね。

モチベーションが下がっているんじゃないかと感じてしまう理由もあるんです。
ケガを負った後、無理をしてフリープラクティスを走行したことについて、
当初は、「限界が分かって良かった、これで余計なことを考えず治療に専念できる」とポジティブな意見を言っていましたが、
最近では、「あの行動は間違っていた」という考えを示しているそうです。
Moto次郎的には、この考え方の変化を感じ、なんとなく心配になっています。

そして、更に来期は、所属チームの事情も変わってきます
チームメイトが、仲良しな弟のアレックス・マルケスから、ポル・エスパロガロに変わります。
ポル・エスパロガロは、スペイン国内レースの時代からのライバルだそうですが、どんな関係なのでしょうか。
また、欠場期間の代理ライダーに、昨シーズンまで直接的なライバルだったアンドレア・ドビチオーゾが抜擢される可能性も噂されています。
色んな面でプレッシャーが大きくなり、「おちおちリハビリなんかしてられない」なんてなりそうです

Moto次郎
Moto次郎

悪い状況のときには、どんどん悪いニュースが出てくるものですね。

まとめ

・2020年シーズンは新型コロナのパンデミックの影響あり、たくさんの記録あり の歴史的なシーズンだった

マルク・マルケスはケガの影響が継続
 2020年シーズンの全戦欠場に続き、2021年シーズンも、序盤戦の出場は絶望的

今回は2020年シーズンのマルク・マルケスの状況を振り返ってみました。

今年7月までMotoGPクラスではレースの開催ができなかった訳ですが、
この時に、多くのライダーが「こんなに長くバイクに乗らなかったのは初めて」とコメントしていました。
幼少期からバイクに乗り初め、10代には、各国のトップカテゴリーに参戦、
そんな感じで、ずっとバイクに乗り続けて来た人たちばかりでしょうからね。
マルク・マルケスも1年のブランクを埋めるのは、大変な努力を必要とするでしょう。

でも、マルク・マルケスは、とにかくミラクルな男です。
”そんな逆境を乗り越えて、マルク・マルケスが優勝する”
なんか、そんな状況が、想像できてしまうんですよね。
きっと、何事も無かったかの様に、レースが面白くなくなるぐらいの速さを見せてれるでしょう。

私は信じて待ちます。
それしかできないですし。(それ以外は、SNSで「いいね」するとかですかね)
みなさんも、是非!!

ってな事で、
それでは、
Have a nice MotoGP!

~最後に~
お気軽にコメントなどいただけるとうれしいです。
扱ってほしいテーマなどがありましたら、ぜひ、教えて下さい。

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